カラコンが外れない時の有効な対処法
落ち着いて対処することが第一
人間の目の構造上、どんな状況に陥ったとしても、目の裏側にカラコンが潜ってしまうことは絶対にありませんから、まずは落ち着いてカラコンを外しやすい状況を作りましょう。
目をパチパチさせたり、強く閉じたまま数秒間キープしてから見開いたり、目薬を差したりすると、カラコンが外れやすい位置に移動することがほとんどです。
鏡を見ずに勘で取り外すことは絶対にやめて、洗面台などの明るい場所で鏡を見つめ、冷静にカラコンの位置を把握することが第一段階と言えます。
カラコンが目に貼り付いている場合は
カラコンの位置が把握できているにも関わらず、カラコンが目に貼り付いて上手く外せないという場合には、まず水分不足から脱するために目薬を差して様子を見ましょう。
目の縁に向けて少しカラコンをずらし、つまむようにして取り外すことが基本ですが、どうしても上手くいかない場合にはぬるま湯を張った桶を用意して下さい。
桶の中に顔をつけて、目をパチパチと開閉させることによって、水圧でカラコンが押し出されて目を傷付けることなく自然に取り外せる可能性が高まります。
カラコンは、焦れば焦るほどに取り外しにくい状況を招くことになってしまいますから、まずは気持ちを落ち着けることも重要です。
むきになって取り外そうとするのではなく、少し座って気分転換をし、冷静になってから再度チャレンジすると拍子抜けするほど簡単に取り外せることもあります。
カラコンが見つからなかったら
もしも目の中をいくら探してもカラコンが見つからないというケースがあるとすれば、どこかで知らず知らずのうちに落としてしまっている可能性が最も高いと言えます。
しかしカラコンを落とした自覚が無く、目の中に異物感を覚えるという場合には、目の中にカラコンが全部、あるいは一部残留している可能性も考えなければなりません。
そのようなケースでは必ず眼科に向かい、医師からじっくりと目の中を検査してもらいましょう。